ニューヨーク観光が初めての人必見!定番・穴場19選と注意事項
ニューヨーク観光で定番のおすすめスポットと、NY旅行で気をつけるべき事柄をまとめて紹介します。筆者は何度かニューヨークへ行き様々な観光地を訪れましたが、ニューヨークは意外と広く、初めての人は場所を絞って訪れるほうがおすすめ。自由の女神やタイムズスクエア、エンパイアステートビルやメトロポリタン美術館など、時間を有効に使いたくさん周りましょう!
ニューヨークのおすすめ観光名所や穴場スポットはどこも魅力的!
ニューヨークは見るべきスポットがたくさんあり、社会人のとれる休み日数だと足りないぐらいでしょう。初めて行く人にも参考になる、定番観光スポットから少し穴場の観光地まで紹介します。自分自身の旅の目的に応じて、取捨選択しながら楽しい旅行にして下さいね!
自由の女神(Statue of Liberty National Monument)
ニューヨークと言えば、自由の女神!そうイメージしている方も多いでしょう。リバティ島にあり、アメリカの独立100周年という節目にできました。ユネスコ世界遺産にも登録されており、毎回多くの観光客で賑わっています。スタチュークルーズというフェリーでリバティ島まで行き、3つの方法のどれかで自由の女神像を楽しむのが一般的です。
・1つ目は、自由の女神像を下から見物。(大人:18.50ドル)
・2つ目は、自由の女神像内部から台座まで登る。(大人:18.50ドル)
・3つ目は、自由の女神像の王冠まで登る。(大人:21.50ドル)
詳しくは、スタチュークルーズの公式HPをチェックして、予約する場合はここから予約するのがおすすめです。
少し遠くから見たいのであれば、違う楽しみ方もあります。スクーナー・アディロンダックというヨットであれば、自由の女神像の近くを通り、マンハッタンの街を海と共に眺めることができてとても素敵です。ニューヨーカーの友人がおすすめだと連れて行ってくれたヨットなので、是非日本人の方にも広めたい!
営業時間:8:30 – 16:00
セントラルパーク(Central Park)
ニューヨーカーの休憩スポットとして知られるセントラルパーク。膨大な敷地は、縦4km×横0.9kmもあり、大都市ニューヨーク内に広がる緑地は、歩きつかれた観光客としてものんびりできる場所です。パーク内には何箇所か見所もあったり、パフォーマンスをしている人も見かけます。
色々見てみたいところですが、この面積を歩きまわるのは体力的にもきついので、なんとなくお散歩がてら歩いてみるぐらいが良いかと思います。ベセスダ噴水や不思議の国のアリス像、ベルベドーレ城など色々と見てみたいという方は、効率的に周れるツアーを予約したり自転車をレンタルすることがおすすめです。
営業時間:6:00 – 1:00
メトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)
世界最大級の有名美術館。ゴッホ、モネ、ピカソなど超有名どころをはじめ、世界中の芸術作品が集まっている見所たっぷりの場所です。美術好きは何時間でも居られるのではないか・・・というぐらいの規模で、圧巻されます。
入場料は25ドルですが、シティパスを122ドルで購入して他の観光スポットも行くというのであれば、そちらの方がかなりお得ですよ。
住所:1000 5th Ave, New York, NY 10028 アメリカ合衆国
営業時間:10:00 – 17:30
タイムズスクエア(Times Square)
映画にも頻繁に登場するタイムズスクエアは、毎年あの激混みのNew Yearカウントダウンでも有名。ネオンがぎらぎらしていてどの建物も規模が大きすぎる!東京が大きくなった感じです。
ザ・観光地のような場所ですが、やはり1度通るぐらいでもして欲しいところです。特に、夜は光がそこら中にあってそれはそれで綺麗。人も本当に多いので、スリなどには気をつけましょうね。
ブロードウェイミュージカル(Broadway Musicals)
ニューヨークにきたら、本場のブロードウェイミュージカルは必ず観て欲しいところです。シアターの重厚感、演者達の迫力ある演技と歌声、オーケストラの生演奏は、日本では味わえない感動をもたらしてくれます。普段英語が聞き取れるぐらいの方でさえも、ミュージカルの英語はとても早くて聞き取りづらいことがあります。
定番で人気なのは、アラジンやライオンキングなど、話が有名で言葉が全くわからなくてもなんとなく分かるものが良いでしょう。筆者はアラジンにしましたが、観ておいて本当によかったと今でも思っています。(1度目のニューヨーク旅行では観ることができず、後悔だったため・・・) ミュージカルは好き嫌いがあると思うのですが、どんな人にでもおすすめできるエンターテイメントです!
トップ・オブ・ザ・ロック(Top of the Rock)
ロックフェラーセンターのビルの1つにトップ・オブ・ザ・ロックがあります。エンパイアステートビルを含めたNYの景色を見たい方はこちらがおすすめで、こちらの方がチケットも安いです。ただし、柵ではなくガラス張りなのでご注意を!(景色からは遠くなるが、70階であれば柵やガラス窓がない)
また、朝・夜どちらの風景も見てみたい、という方は、セットでチケットも売られていて便利です。ロックフェラーセンターは建物も高く大きく、冬には巨大クリスマスツリーが飾られたり、スケートが出来たりと色んな楽しみ方がありますよ。
住所:30 Rockefeller Plaza, New York, NY 10112
営業時間:8:00 – 00:30
エンパイアステートビル(The Empire State Building)
テロで崩壊してしまったワールドトレードセンターに次ぐ高さを誇るエンパイアステートビル。電波塔を含めた高さは約443mで、東京タワーよりも高いです。世界でも有名な展望台で、86階(320m)、102階(382m)のどちらかからニューヨーク全体の景色を傍観することができます。(102階へは追加料金が必要) 他の展望台と異なる点は、透明の壁やガラスで仕切られていないところ!
柵の外にカメラを置いてニューヨークビューを360℃撮影することができます。いつでも混んでいますが、特に日本人の休暇期間は激混み!長時間列を並ぶことになるため、あらかじめチケットをオンラインで購入しておくことを強くおすすめします。ただ、並んでも見る価値のある景色なので、ディズニーランドで並んでいる感覚で少し辛抱してください!
住所:350 5th Ave, New York, NY 10118
営業時間:8:00 – 2:00
グランドセントラル駅(Grand Central Station)
1日75万人もの人が利用するというグランドセントラル駅は、あの有名なドラマ「ゴシップガール」の冒頭シーンでいきなり出てくる場所でもあります!主人公のセリーナがマンハッタンに帰ってきて、パパラッチされてしまう場面です。歴史のある彫刻が素敵な建物で、天井や時計、シャンデリアや柱など1つとってもエレガント。
もちろん外観も素敵で、正面のヘルメス像や、その両脇にあるヘラクレス像とアテナ像は、フランスの彫刻家による作品。この美しい時計も、ティファニー製のガラスが使用されているというゴージャスっぷりです。
住所:89 E 42nd St, New York, NY 10017
営業時間:24時間
5番街(5th Avenue)
ハイブランドがずらりと並ぶ5番街は、買い物が大好きな女性にとっては天国ストリート。もちろん、ユニクロやGAPなど、有名なカジュアルブランドも盛りだくさん。お買い物以外にも、ロックフェラーセンターやトランプタワーなどもあるので、観光がてらでも楽しいでしょう。
また、最大規模のH&Mがあることでも有名ですが、是非H&M HOMEのインテリアグッズをお土産にしてみてください。日本にはないので、喜ばれるかも。そして、5番街と言えばティファニーの本店がある場所!ニューヨーク限定の商品があったり、最近ではティファニーカフェがオープンしたので、時間がある方は寄ってみてくださいね。
住所:5th AveNew York, NY 10019
ナショナル・セプテンバー11メモリアル&ミュージアム(National September 11 Memorial & Museum)
誰もが印象に残っている同時多発テロの被害者を追悼する施設です。パイロットだった方をはじめ、本当に多くの名前が刻まれており、彫られた名前に赤いバラが刺さっていることもあります。おそらく親族や友人が置いていくのでしょう。施設自体はグラウンド・ゼロというところにあり、とても綺麗です。筆者は9月11日近辺に一度訪問したことがあります。
住所:180 Greenwich St, New York, NY 10007
営業時間:9:00 – 20:00(月~木、土、日)、9:00 – 21:00(金)
トリニティ教会(Trinity Church)
ニューヨークで最も古く、1697年に創立された歴史のある教会です。2度建て直しがされていますが、日本では見られないこの荘厳で立派な教会の姿は、一目見ると釘付けになる美しさです。マンハッタンの中心街であるブロードウェイとウォール街の交差点にあり、いつでも礼拝が可能。
もちろん、クリスチャンでない方も入れますし、見学程度でも構いません。ステンドグラスから入る光を写真に収めるだけでも楽しいですよ。毎週木曜日の13:00から、無料で聴けるコンサートも開催されています。聖歌隊のコーラスやジャスなど、その時によってコンサート内容は異なるようです。
住所:75 Broadway, New York, NY 10006
営業時間:7:00 – 18:00 (月~金)・8:00 -16:00(土)・7:00 – 16:00(日)
公式HP:http://www.trinitywallstreet.org/
ブルックリン・ブリッジ(Brooklyn Bridge)
多くの人がインスタにあげている人気の橋がブルックリン・ブリッジです。見るからにずっしりとした造りで、歩いたり写真を撮ったり、自由に楽しみながら観光できます。朝は通勤やランニングをするニューヨーカーたちがほとんどで、夕焼けの時間帯が観光客に人気。腰掛けてポーズを決めている人や、真ん中に立って記念撮影など、自由に写真を撮りたい人は空いている時間帯を選びましょう。
住所:Brooklyn Bridge, New York, NY 10038
営業時間:24時間
ハイライン(High Line)
もともと廃墟としてあった貨物列車の高架橋をリノベーションした緑豊かな空中公園です。そのため、ハイラインを歩いているとレールが残っていたりします。
のんびり街並みを見ながら散歩するにはぴったりの場所で、ベンチもたくさん設置されています。途中で見つかるアートにも注目。ニューヨークっぽくて心が弾みますよ!
住所:656 W 34th St, New York, NY 10001
営業時間:7:00 – 23:00
ソーホー(SOHO)
少し前は観光地ではありませんでしたが、今では5番街に匹敵するぐらい人気上昇中のショッピングエリアです。ブランド系ショップがあったり、個性的なデザイナーが作ったショップ、ハリウッド女優ご用達のハイブランド古着屋など、幅広いお店が存在しています。
カフェやランチができる場所も多く、1日あっても周りきれないほど盛りだくさんです。建物も歴史的背景があり、イギリスの建築様式であるためヨーロッパ風。適当に気になった場所へ向かって歩くのも楽しいでしょう。
ダンボ(DUMBO)
一昔前は倉庫だったというダンボ地区ですが、今ではレンガ造りの外観を活用した高級住宅街。そして観光地としても有名になり、数年前までは静かだったのですが今では人がたくさん訪れるようになりました。
マンハッタンブリッジが間近で見える公園があったり、カフェや雑貨屋、美味しいレストランなどが揃っています。日曜日にはブルックリンフリーマーケット(Brooklyn Flea)も開催され、一際賑わう日になりますよ!
ウィリアムズバーグ(Williamsburg)
最近家賃も急高騰したというウィリアムズバーグ。おしゃれな雑貨や古着屋、美味しいコーヒーが飲めるカフェがあったりと、若いニューヨーカーに人気なスポットです。アートや音楽にも敏感な街で、街を歩いているとグラフィティアートを見かけることがしばしば。
写真に収めながらショッピングをしていると、あっという間に時間がたってしまいます。また、このエリアにはあの有名なステーキハウス「ピーター・ルーガー」もあるので、グルメな方は予約をしていきましょう。(電話予約のみ) ベッドフォードアベニューがいわゆるウィリアムズバーグと呼ばれる場所。このストリートを基準に探索してみてください。
コニーアイランド(Coney Island)
マンハッタンからサブウェイで約1時間ぐらいのところにある、少し廃れたレトロな元リゾート地。遊園地は閉鎖してしまっていますが、ビーチは今でもニューヨーカーが遊びに行く夏の遊び場です。昼間なら治安もよく、また違ったニューヨークの雰囲気が楽しめるのでおすすめ。
筆者の友人がここにある水族館で働いていたため遊びに行ったことがありますが、のんびりしているし海沿いだし、中長期の夏旅行であれば訪れるのも面白いなと思います。ちなみに、毎年アメリカの独立記念日である7月4日(Forth of July)には、コニーアイランドにあるホットドッグのお店「ネイサンズ」で、ホットドッグ早食い大会が行われるそうですよ!
ニューヨーク本場のステーキを食らう!
ニューヨークと言えば厚切りステーキ!お肉が大好きな方は、是非1箇所だけでもステーキ屋さんへ足を運んでみてください。日本にも上陸しているステーキハウス「ウルフギャング」などもありますが、せっかくならニューヨークでしか味わえない「ピーター・ルーガー」や「キーンズ・ステーキハウス」で本場のステーキを堪能してみてください。
ルーフトップバーでお酒と景色を楽しむ
ニューヨークのところどころにあるルーフトップバー。日本のように湿気もなくじめじめしていないため、夏でも気持ちよくお酒を嗜むことができます。ホテルの屋上に併設されていることが多く、それぞれ雰囲気も違って面白い!
少しおしゃれをして、夕食前や食後に寄ってみてはいかがでしょうか?景色もよく開放的で、周りのニューヨーカーも楽しそうにおしゃべりしています。もちろん、パスポート確認があるのでお忘れなく。
ニューヨーク観光で気をつけるべき7つの事
ニューヨークのみならず、アメリカでは日本と異なるルールや文化が存在します。アメリカ留学をしていた筆者が、守るべきルールや観光の際に気をつけるべきことをまとめました。
チップはお会計の15%を支払う
アメリカは最低賃金がとても低く、チップでその分上乗せして稼ぐという文化があります。州によりパーセンテージは異なりますが、NYでは15%~のチップを支払います。どういう場面でチップが必要?と悩むと思うのですが、基本的に「席について従業員がメニューを聞いてくれ、食事を運んでくれる」時は支払う、と覚えておけばOKです。レストラン・カフェはこれに当たりますが、カフェのテイクアウトなら不要。チップの箱が置いてありますが払わなくても大丈夫です。また、タクシーにもチップは払いましょう。バーやクラブでお酒をオーダーしたときは、バーテンダーに1ドル程度、荷物を運ぶホテルマンにも1ドル程度払えるのがベター。
お酒は外で飲まない・適度な量を
日本では缶ビールや中ハイを歩きながら飲むことが可能ですが、アメリカでは違法となります。お酒はお店に入るか、ホテルの中で飲みましょう。また、日本人のように外で寝たり大声を出したり粗相をしたり、自分をコントロールできないぐらい飲むのは恥ずかしいこととされています。日本人のイメージも下がるのでほどほどにしましょうね。
ニューヨークは公共トイレがないので小まめに行こう
1日観光している観光客にとってネックなのが、ニューヨークのトイレ事情。公共トイレがないため、食事やカフェをした際に用を足すしかありません。トイレだけの利用ができない場所も多く、トイレは行けるときに小まめに行きましょう。
タバコは室内は一切禁止
タバコは必ず外で吸いましょう。ホテル内、レストランやカフェ内、バーなど、一切の喫煙が禁止されています。外なら比較的どこでもいけそうでした。というのも、観光していて、「皆歩きタバコめちゃしてる・・・」と感じるぐらいだったのです。他の記事に厳しく書いてあることもありますが、現状はそこまで厳しそうでもない雰囲気。もちろん、常識として子供の目の前で吸うのはマナーとしてよくありませんが、店の外、人が多く通る道、路地裏など、あらゆるところで喫煙者を見かけました。
年齢確認が多いためパスポートを持ち歩いておく
バーやクラブなどのお酒を提供する場所、タバコを買うときなど、40~50代の人ですらほぼ必ず年齢確認がされます。パスポートを忘れて自分だけバーに入れない・・・なんてほど悲しいことはないので、常に肌身離さず持ち歩きましょう。
タクシーは基本イエローのものを使う
日本と同様、メーターがついている黄色いタクシーを使いましょう。(緑もメーターがついているみたいなのでOK) 個人タクシーのようなものを利用すると値段交渉が入る上、ぼったくられる可能性が高いです。英語に自信がない人は無難に黄色タクシーに乗りましょう。
荷物を置いて場所取りは基本しない
日本では荷物を置いてカフェの席を確保したりしますが、ニューヨークでは基本やめましょう。とても小さな空間とかであれば大丈夫ですが、盗難に合う可能性が非常に高いです。
ニューヨークのフリーwifiは当てにならないことが多い
ニューヨークにはフリーwifiがたくさんあるから問題なし!と考えてる方も多いようですが、wifiルーターは確実にあった方が旅がスムーズです。実際、接続されていても使えないwifiも多いですし、個人情報を抜かれる懸念もあるためレンタルすることをおすすめします。
ルールに気をつけて、楽しいニューヨーク観光を
ニューヨークは世界でもトップレベルの街。常に忙しく慌しくも、刺激の多い場所です。世界有数の金融街、自由なアート、古い町並み、新しい施設、色々な表情を持つニューヨークを思い出に残してみませんか?
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