ハワイでの服装は意外と難しい?!基本と正装について知っておこう
ハワイでの服装に迷っている方のために、定番のファッションと結婚式で着る正装についてまとめました。南国に来るととたんに服装がわからなくなったりしますが、ハワイで良く見かける服装や、あまりしない方がよい服装なども紹介します。どの国でも共通ですが、同じハワイでもTPOに合わせた服装で旅行を楽しみましょう!日中の服装から高級レストランでの服装まで、シーンに合わせた服装をご紹介します。
意外と迷うハワイの服装
出典:sophie grace maui
日本人にとってハワイとは、日常から離れてリラックスできるマリンリゾート地です。そのために、ついつい一日中水着やリラックスウエアで出歩いてしまいがちですが、当然NGな場面も出てきます。こちらは開放的な気分だけと考えがちですが、ハワイでのドレスコードというのも行く前に理解しておきましょう。もちろん、ハワイのインスタ映えも狙って、おしゃれなファッションをしていきたいですね。
ハワイは1年中気温変化が少なく暖かい!
ハワイは四季がはっきりしている日本とは違い、一年を通して気温の変化があまりありません。大まかに分けると夏と冬に分かれているのですが、冬と言っても最低気温は平均で17度ほど、最高気温は27度ほど、日本の冬と比べても断然暖かく、冬と感じる人は少ないようです。つまり日中であれば、ハワイの冬は日本でいう夏の服装で大丈夫ということです。
夜は少し冷えるハワイ。エアコンも強め?!
ただしハワイでは、建物内の冷房が日本の設定と比べてきつめになっています。最低気温も17~22度と高めですが、日本のように湿気が多くじめじめとした気候ではありません。そのために風などが吹くと肌寒さを感じることも少なくありません。日中の紫外線対策にも活躍し、夜間の防寒にも一役買うパーカーなど、薄手の羽織ものを持っていくといいでしょう。”
ハワイでの服装 女性・レディース編
女性がハワイに行く場合、どのような服装がおすすめなのか考えてみましょう。観光客や買い物客が多いワイキキ中心部でよく見かける服装は、Tシャツやノースリーブにショートパンツやハーフパンツといった短め丈のパンツを合わせているスタイルです。意外にもミニスカートを合わせている人は少なく、これは欧米の文化と関係あるとも言われています。日本にはあまり馴染みがありませんが、昔の娼婦をイメージさせるということで、ミニスカートよりもショートパンツの方が人気があるようです。
短め丈が好まれる理由は、やはり暑さです。一年を通して夏とも言える気候ですから、健康的に足を見せるファッションは現地の人にも好まれているのです。同じアメリカでもニューヨークなどの女性のように、高級ジュエリーやバッグに身を包み、ハイヒールでさっそうと歩く女性というのはほとんど見かけないので気を付けましょう。
いくらハワイと言っても、高級レストランにTシャツやビーチサンダルで食事に出かけることはNGです。女性であれば、品のあるワンピースなどを着用するようにします。付け加えるなら、ハワイでの正装にムームーがあります。男性のアロハシャツが正装であるのと同様で、女性のムームーは正装となるのでレストランにもぴったりです。
ハワイでの服装 男性・メンズ編
男性がハワイに行く場合、日本の空港からかなりラフな感じで出かける人も良く見かけます。フライト時間もリラックスして過ごせますし、洋服のしわも気になりませんからおすすめといえます。ただしフライト中はかなり空調がきいており、寒さを感じることも多いです。ハワイに滞在中の建物の中も、かなり冷房が効いているので羽織ものは必ず持って歩きましょう。
パーカーはどのようなボトムスにも合わせやすいので特におすすめです。一日中海にいる予定であればかなりラフな格好でも構いませんが、現地で買い物を楽しんだり、食事に出かけるのであればそれなりの格好は必要となります。買い物を満喫するのであれば、シンプルな白Tシャツに濃い目のチノハーフパンツを合わせておけば安心です。高級レストランに入店するとき以外は、どうしてもカジュアルなファッションになりがちなので、帽子でアクセントをつけることがポイントです。
日差しがきついので紫外線対策という実用アイテムでありながら、帽子一つ変えるだけで印象をかえることが出来る優秀なアイテムなのです。カジュアルにしたいのならキャップタイプを、少しオシャレを気取りたいのならストローハットが人気です。”
ハワイの高級レストランでの服装は?
出典:Wolfgangs Steak House
ハワイで有名なレストランの一つに、ステーキ専門店のウルフギャングがあります。本店はニューヨークにありますが、日本にも支店を出しており、ハワイでも超人気のステーキハウスです。かなりの人気店なので予約を取ってから来店することがおすすめですが、その際の服装にも気を付けるといいでしょう。ウルフギャングは、ハワイのレストランの中でもドレスコードが必要なお店です。ハワイでのドレスコードは、通常の欧米と比べてもゆるく設定されており、男性であれば襟付きシャツにチノハーフパンツなどを合わせればOKである場合がほとんどです。
Tシャツばかりで襟付きシャツを持ってきていないということであれば、現地でアロハシャツを調達するといいでしょう。アロハシャツはハワイでは正装になります。お土産にもなるのでおすすめです。女性であればワンピースであれば大丈夫です。しわになりにくい素材のワンピースを一枚持っていくと便利です。海岸にいたままの水着での来店は避けるようにしましょう。
ハワイのウルフギャングに行った人が感じた、実際の服装基準
さて、実際のハワイのウルフギャングでのドレスコードですが、来店してみるとわかりますが、かなりゆるいことが分かります。最近の旅行情報サイトなどには記載されていますが、タンクトップやホテルのスリッパなどを着用しての来店はさすがにお断りのようですが、襟付きシャツでなくTシャツであっても入店拒否はされません。お店側にどこまでのドレスコードが必要かという明確な記載はないので、来店している客の服装を見て判断することになりますが、ほぼドレスコードは必要ないと考えていいでしょう。
水着などを着て来店する人はいないようですから、その辺りだけは注意しておきましょう。ウルフギャングはハワイの中でも気軽にいくことが出来るステーキレストランです。ただしウルフギャングがカジュアルOKなレストランであるからと、他のハワイのレストランも同様なわけではありませんから、ドレスコードについての知識は頭に入れておいた方がいいでしょう。
ハワイで挙式!参列者の服装で気をつけるべきポイント
ハワイに訪れる理由で、友人や親族の結婚式という人も多いのではないでしょうか。この場合も服装に迷うところです。実は挙式の種類によっても参列者の服装は違ってきます。日本と同じような挙式スタイルに呼ばれている場合は、国内での参列と同じか、若干カジュアルな服装で大丈夫です。
例えば女性であればドレス着用が基本です。フォーマルドレスといった種類を選べば問題ありません。足元は、教会での挙式の場合はパンプスを履いておけば安心です。男性の場合はアロハシャツが正装の基本ですが、スーツを着用する場合は色が明るめのものを選ぶといいでしょう。足元は国内と同様革靴が基本です。現地の伝統的な衣装で参列したいという事であれば、女性用のムームーと男性用のアロハシャツの組み合わせになります。現地にはたくさんの色・柄が揃っているので、友人同士や親族同士で相談してお揃いにしてみることもおすすめでしょう。親族の場合、両家の印象が違ってしまわないよう打ち合わせておくといいでしょう。
女性参列者の服装について気をつけるポイントとおすすめ
新婦が日本での挙式と同じようなウエディングドレスを着用する場合は、参列者の女性も日本と同じようにドレスを取り入れればいいでしょう。フォーマルドレスを取り入れる場合は、ハワイというお国柄に合った明るい生地などのドレスを選ぶこともおすすめです。ハワイアンウエディングを挙げる場合には、参列者にも伝統的な服装の着用が求められます。
新婦がハワイアンドレスを着用するのであれば、女性の参列者はハワイの正装であるムームーの着用がベストでしょう。友人同士で色を揃えたり、逆にレインボーカラーのように華やかに色を違えて着用することもオススメです。足元はサンダルやミュールを合わせるといいでしょう。
男性参列者の服装について気をつけるポイントとおすすめ
男性の参列の場合、日本式の挙式の場合はやはりスーツにネクタイといったスタイルが基本となります。ただしハワイは汗をかきやすい気候でもあるため、シミなどが目立ちにくい色のほうがいいかもしれません。
ハワイアンウエディングの場合は、新郎はアロハシャツを着用することが決まりとなっています。男性の参列者もアロハシャツ着用が基本となります。合わせるボトムスは、結婚式の場合はハーフ丈ではなくフルレングスのチノパンなどがいいでしょう。白やベージュなど淡い色を合わせると、涼しげでさわやかな印象となります。上に合わせるアロハシャツとともに、現地で調達してみることもオススメです。足元はサンダルではなく、あまりカチッとし過ぎないローファーなどをあわせるといいでしょう。
おしゃれな服装でハワイを楽しもう!
ハワイというと、ゆっくり羽を伸ばしてくつろげる雰囲気というイメージから、カジュアル一辺倒のスタイルになりがちです。基本は一年中暖かく、カジュアルな格好の人が多いということにはなりますが、羽織物や帽子などのアイテムを上手に使い、お洒落なカジュアルを実践してみましょう。またドレスコードがあるお店には注意が必要です。出来れば現地で暮らす人のファッションを参考にするのがおすすめです。