ヒリゾ浜はシュノーケリング天国!初めて行くなら知っておくべき6つの事

ヒリゾ浜はシュノーケリング天国!初めて行くなら知っておくべき6つの事

ヒリゾ浜は、静岡県の南伊豆にある秘境と言われるシュノーケリングスポットです。中木という場所から渡し船で3~4分で着きます。シュノーケル好き、ダイビング好きにとってはまさに天国のような場所!ものすごい数の魚がいて、まるで海外の南国にいるような感覚に陥ります。初めての人もスムーズに行けるよう、ヒリゾ浜旅行で失敗しないポイントをまとめます。駐車場情報やアクセス方法、混雑状況など分からない部分が多いと不安になってしまうので、事前情報を集めて楽しい夏休みを過ごしてください!

シュノーケリング好きにはたまらない!ヒリゾ浜が天国

静岡県南伊豆町の中木というエリアに存在するヒリゾ浜。ここ数年でSNSなどを通じ知名度がアップしたためか、毎年大勢の海好きが訪れるようになりました。海が大好きでシュノーケラーの筆者も、毎年行きたいと願っていた場所。ついに訪れることができたので、これから行ってみたいという方にとって有益な情報をお伝えできればと思います。また、動画も作ったので、ヒリゾ浜の海中の様子が少しでも伝われば嬉しいです。 ヒリゾ浜の海中 色とりどりのカラフルな魚がうじゃうじゃといて、どこを泳いでも楽しめます。なんと、ポイントによってはウミガメとも遭遇できるようですね。筆者はそこまでたどり着けませんでしたが、それでも十分楽しむことができました。ヒリゾ浜を知ってしまうと、もうヒリゾ浜以外は行けないかもしれない・・・というぐらい魚種が豊富です。沖縄までは行く余裕がない方には本当におすすめですよ。

ヒリゾ浜は南伊豆町にある!アクセス方法は車orバスと船

ヒリゾ浜は、南伊豆町の中木というエリアにあります。ほとんどの人が車できていた印象ですが、伊豆急下田駅から更に20km先にそのエリアがあります。車で約35分前後といったところでした。バスの場合、下田駅付近のバス停からS53の東海バスに乗り、「石廊崎上」駅で下車しましょう。バスの場合も時間は40分ぐらいで、値段は960円です。

AM6:00の時点で駐車場が埋まってきていた・・・

ヒリゾ浜の船乗り場の駐車場 特に7~8月の土日やお盆は、驚くほどの人でにぎやかです。実際、筆者も8月の土日に行ったのですが、目の前の民宿の部屋から外を見るとAM6:30の時点で車がたくさん止まっていて焦りました。7時には完全に空きがなかったように思います。海好きな人のヒリゾ浜へ賭ける想いは生半可ではないんですね。家族連れが多い印象でしたが、世の中のお父さんお母さんは本当に頑張っているんだな・・・すごいな・・なんて思ってしまいました。ちなみに駐車場は1日1,000円ぐらいだったと記憶しています。

また、渡し船は海のうねりが少しでもあると欠航してしまいます。せっかく着いたのに欠航だった!なんてことがあると力も抜けてしまうので、当日は「中木のかっちゃん」をtwitterでフォローしてリアルタイム情報を入手した方が賢いです。筆者が行った週末も、金曜欠航、土曜欠航、日曜奇跡的に運行!という不規則なスケジュールだったため、判断が難しかったです。twitterがなかったら間違えて朝の6時から車を走らせていたでしょう・・。

ポイント①:早朝twitterで運行状況をチェック ポイント②:AM6:00すぎには駐車場にいる

中木港から渡し船でヒリゾ浜へGO!

ヒリゾ浜の船のチケット売り場 着いたら、中木港で船のチケット(中学生以上の大人は1枚2,000円と値上げしてた)を購入します。チケットの販売時間は日によって異なりますが、7:00ぐらいからやっていました。チケット売り場も6:30ぐらいから並ぶので、1人チケットに並び、1人は買出しや準備、という風に手分けをした方が段取りが良いです。 ヒリゾ浜行きの渡し船に並ぶ行列 長い長い列に並び、船に乗ります。船に乗るのに40分ぐらいは待ったので、並んでいる時に朝ごはんを食べたりすると良いですよ。 ヒリゾ浜行きの船に乗る人 船は、思いのほか小さい!多分、25人~30人ぐらいしか乗れない船でした。そして、乗っている時間は5分もせず想像していたよりはるかに近い。船はどれも漁船だったように見えたのですが、中木港の漁師さんが引退したか何かで、船を貸してくれているのでしょうか。色んな名前の漁船が出ていました。中木の方々は、ヒリゾ浜を毎朝見に行って運行できるかチェックしたり、台風の後はヒリゾを掃除してくれたり、とても熱心でありがたいなと感じました。しっかり整備してくれる地元の方がいるからこそ、我々のようなシュノーケラーは夏を楽しめるのですね。

ポイント③:チケット購入列に並ぶ人、準備する人に分かれて効率良く動く

シュノーケルし放題!ヒリゾ浜最高・・・ (涙)

うわああああい着いたああああ!!!・・というようなテンションで皆一目散に陣地を確保。浜辺部分は本当に小さいので、すぐにぎゅうぎゅうになってしまいますので注意してください。 ヒリゾ浜の水中の様子と魚 魚がうっじゃうじゃいますよ。幸せすぎます。ヒリゾ浜の魚は人懐っこくて、近くに寄ってくると聞いていたのですが、本当に距離が近かったです。大きな魚は少し警戒心が強かったですが、小魚はあまり怖がっているように見えませんでした。 ヒリゾ浜で泳ぐ 深くまで自由に潜れて快適です。手前は子どもがたくさん泳いでいて正直都内のプール状態なのですが、少し奥まで行くと人も少なく泳ぎやすかったです。 ヒリゾ浜のウツボ ウツボも何度か見かけました。気持ち良さそうに泳いでいます。行った日は台風直後だったため、水は濁っていたようです。それでも、肉眼では十分綺麗に見えましたよ。

ポイント④:着いたらまずはテントで場所確保!

ヒリゾ浜目的なら、宿泊は中木港の民宿がおすすめ

ヒリゾ浜前の民宿 ヒリゾ浜は朝が早いです。個人的には中木港周りにある民宿に宿泊したのは正解だったように思います。ちなみに写真に写っている中木荘に宿泊しました。筆者は大人3名で行ったのですが、早起きが苦手なので目の前が船の出発場で助かりましたよ。駐車場も前日の夜から泊められたので、駐車場がなくなるかも・・という不安にも駆られませんでした。更に30分ほど離れたホテルだったら、起きるのは5時だった・・・?!なんて考えると恐ろしいです。他には、弓ヶ浜付近のコテージやホテルに宿泊する人もいるようです。

ポイント⑤:中木港周辺の民宿に宿泊すると早朝移動せずに済むし、駐車場満車の心配もなくなる

初めてヒリゾ浜に行ってわかった、持参すべき持ち物

初めてで分からないことが多かったヒリゾ浜への旅行ですが、1度行ったらコツがつかめました。「あ~持ってくればよかった」「コンビニで買っておけばよかった」というものがいくつかあったので、筆者の後悔した体験談をもとに紹介します。

ラッシュガード

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絶対に必要です。出来ればパーカー、レギンス、ショートパンツのセットが良いです。チンクイがいるので刺されまくってしまい、本当に痒くて跡にもなるので水着オンリーはやめたほうが良いです。また、一緒に行ったメンバーの1人はクラゲの足部分?が絡まったかもと話しており、そちらは翌日直っていましたがその日は跡がついていて痛そうでした。(基本、クラゲはあまりいないとされている場所ですが、海なので何が出るかわかりません。)

ヒリゾ浜の後、筆者もRoxyで紹介したものと同じラッシュガード一式を購入しました。何度も海に行くのにどうして早く買わなかったんだろう・・・日焼け防止にもなるし、気にせず思いっきり遊べるのが良いです。可愛くてお気に入りです。

シュノーケルセット

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絶対に必要なアイテムその2は、シュノーケルセットです。フィンもあった方が確実に泳ぎやすいです。というのも、ヒリゾの海は意外にも流れが速い!泳ぎなれている筆者も流されたので、フィンがあった方が泳ぎやすいです。また、深くまで潜って近くで魚を見るシーンも多かったので、潜るという点でもフィンはあったほうが楽ですよ。

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もし余裕があれば、曇り止めも購入しておくと良いです。外の気温と水温の温度差でマスク部分が曇りやすく、綺麗な魚が見えづらくなったり、いちいち岩場に登ってマスクを直したりするのが非常に面倒でした。曇り止めがあるとある程度もつので快適でした。

マリンシューズ

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船から岸に上がるのに濡れているところを歩いたり、石ころだらけのところがあったりと何かと不安定です。浜の部分もほぼ石と小岩で埋め尽くされています。

ポップアップテント

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ヒリゾ浜に陣地を確保するためのテントも必要です。ペグなどを打ち付けられないので、一瞬で開くテントが良いです。日陰がく、子どもが熱中症になる可能性もあるので、日陰はテントで作っておきましょう。荷物の置き場もないのでそこに置くのが良いです。筆者はブルーノの可愛いポップアップテントを使っていますが、壊れることなく活躍してくれています!

防水カメラやGoPro

ヒリゾ浜で活躍するGOPROこの美しい魚達を写真に納めたい!シュノーケル好きなら必ずそう思うはずです。カメラがあると思い出に残せますし、色んなシーンで使えるので1つ持っていて損はありません。周りのお客さんもGoProや防水カメラを持っている人が多かったですよ。

軍手

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軍手も意外と必要になるアイテムです。ヒリゾ浜の海は岩場が多く、また流れも速いのでとっさに素手で岩場をつかむと手を切ります。人数分事前に用意しておくのがベターです。

日焼け止め

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海が綺麗な上に魚も豊富なため、気付けば2時間泳ぎっぱなしだった。なんてことになります。日焼け止めを塗ってないと背中が大変なことに・・・事前にお気に入りの日焼け止めを購入しておきましょう。もし忘れたら、中木港の売店で購入してください。正直、アネッサなどに比べると効力が低そうなものでしたが、ないよりはマシです。(売店のものは650円ぐらいでした)

帽子

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移動の際もじりじりと太陽の日差しが降り注ぎます。待ち時間や船で移動している時間など、何気ない時間でもすぐ焼けますし、直射日光は体調を崩すこともあるので帽子はあった方がよかったです。

飲み物とご飯をコンビニで調達しておくべし

すごい量の水分を消費しました。筆者は付近にコンビニがないことを知らず、毎回中木にある自動販売機で買いましたが、ちょっと高いのと合計何本と購入したので決行な額になりました・・・できれば事前にコンビニやスーパーで2Lのペットボトルなどを購入し、クーラーボックスに入れておくと良いですよ。また、ご飯も基本ないのでコンビニでおにぎりやパンなどを買っておきましょう。中木の食堂がおにぎりとから揚げがセットになったものを販売してくれていますが、700円するので(家族4人分とかだと割と高くつく)節約したい場合は事前購入がおすすめ。

ポイント⑥:前日の夜までに必要なものを用意。近くにコンビニやスーパーはない!

せっかくのヒリゾ浜旅行、万全の準備で楽しんで

ヒリゾ浜で遊ぶ人々

住んでいる地域によっては、南伊豆まで行くのは距離がありますよね。だからこそ、準備は怠らず、後悔のないように、楽しいヒリゾ浜旅行をしてほしいです。海が好きな人には必ず1度訪れて欲しい!非日常のような光景を目に焼き付けてきてくださいね!