防水カメラ人気おすすめ10選!初心者にも分かる選び方講座
人気な防水カメラを紹介します。初心者にもおすすめの防水カメラを価格が安い順に掲載しました。どれを選べばいいのか分からない人のために、防水カメラを購入する時に確認すべきポイントやわかりやすい選び方も記載してあります。必要ないのに高価すぎるものを選んでしまわないよう、自分が防水カメラでどんな写真を撮りたいかを考えて、適したモデルを選ぶことをおすすめします。幅広い写真を撮影するには必須のアイテムになりますよ!
防水カメラのおすすめが知りたい!
ビーチや海でのシュノーケリング・ダイビングには必須となってくる防水カメラ。防水カメラには種類が多く、スペックや価格も幅広くてどれを選べばいいかわからなくなることがありますよね。値段が高い防水カメラを買えばよいという訳でもなく、使いたいシーンや目的を明確にすると、実はオーバースペックすぎる防水カメラを購入していることも。いつ、どんな風に使いたいかを考えて適した防水カメラを購入しましょう。
防水カメラは本当に必要?使用シーンに合わせたQ&A
防水カメラは安い買い物ではありません。どんな時に使いたいかを想定して、必要かどうかを判断してから購入しましょう。
①友達と浮き輪の上で写真を撮りたいけれど、防水カメラの方がいい?
スマホ防水ケースでも十分対応可能です。水中に潜って撮影するのでなければ、カメラが水に濡れなければ故障することはありません。友達と浮き輪の上で写真撮影する程度なら、わざわざ防水カメラを購入する必要はありません。
②シュノーケリングで綺麗な水中の写真が撮りたい場合は?
デジカメを持っていれば、ハウジングでも十分です。ただし、デジカメの機種に対応したハウジングを選ぶ必要があります。その理由は、シャッターやプレビューなどのボタンを押したり、デジカメのレンズがズーミングしたりするのに、そのカメラに合ったハウジングでなければ撮影することができないからです。対応したハウジングがなければ、防水カメラをおすすめします。
③ダイビングには防水カメラが必要?
防水カメラ購入するのがおすすめです。ダイビングは海の水深が深い場所まで潜るため、ハウジングでは水圧に耐えられない可能性があります。コンパクトデジカメでも水深14メートルまで耐えられるタフなタイプもあります。選ぶ際は、スペックのうち水深を重視して検討すると良いでしょう。
防水カメラの選び方は最低限4つの項目に気をつけて
カメラに詳しくないと、どこをチェックすればいいかもわかりません。初心者でもわかるよう、最低限見ておくべきポイントを4つにまとめました。
①防水性能は自分が潜る深さに合わせて選ぶ
デジカメは仕様スペックが公開されています。防水カメラとして選ぶ場合は、防水性能の項目を中心にチェックしておきましょう。誤解しやすいのは生活防水性能(雨の日の撮影や水はね程度の防水)なのか、本格防水(水中撮影での防水)なのかということです。もし、ダイビングやシュノーケリングなどで使いたい場合は、水深何メートルまで防水性能があるのかといった、御自分画のグル深さを基準にデジカメを選ぶと良いでしょう。また、念のために耐衝撃性も高いタイプを選ぶようにしてください。
②最近の画素数はどれも十分であることを覚えておく
画素数とは、撮影した画像を構成する画素の数のことをいいます。デジカメの場合、撮像センサー(CMOSセンサーなど)が被写体の光を記録する素子の数ということになります。デジカメが普及し始めたころは、この画素数が重要とされてきましたが、1000万画素のセンサーが搭載されるようになってからは、さほど画素数は重要ではなくなりました。実際、撮影画像をプリントする場合、A4サイズでも1000万画素あれば十分です。むしろ、撮像センサーの大きさのほうが重要で、画素ピッチに余裕があるほうが画質は綺麗になります。
③焦点距離は、遠くの被写体撮るか、広範囲を撮るかで決める
レンズの焦点距離は、数字が小さいほど画面を広い範囲で撮影することができ、大きくなるほど遠くの被写体を大きく写すことができます。焦点域という言葉があり、35mm判換算で24mm以下を広角、24~70mmを標準、70~200mmを中望遠、200mm以上を望遠と呼びます。この焦点距離はコンパクトデジカメでも表記されていますので、自分がどんな写真を撮りたいかという目的に合わせて、レンズの焦点距離を決めるのが正解となります。ちなみに、極端に広角側や望遠側に強いカメラは標準カメラよりも高額になる傾向があります。
④水深が深く暗くなる場合は、F値が小さい方が良い
レンズにはF値と呼ばれる指標があります。これは簡単に言えばレンズの「明るさ」を表す数値で、F値が小さいほど明るいレンズが使われているということになります。ダイビングなど、水深の深い場所で撮影する場合、太陽の光が十分に届かなくなるため、F値が大きい(暗い)レンズではISO感度を上げて撮影しなければならなくなり、画像のノイズが増えてあまり綺麗に撮影できなくなります。F値の小さい(明るい)レンズが搭載されているカメラであれば、暗い場所でもISO感度を上げなくて済むため、低ノイズの高画質な写真を撮ることが可能となります。
【例外】防水カメラに2つの機能もあると便利!
必須ではありませんが、スマホ時代であれば合ったほうがいい機能もあります。
①Wi-Fi機能があると、スマホにすぐ送れる
最近のデジカメにはWi-Fi機能が搭載されている機種が増えてきました。一般的なデジカメで利用するWi-Fi機能は、スマートフォンと接続して撮影した画像を転送し、シェアすることが主な目的となります。防水カメラも、こういった機能がメインではありますが、それ以外に重要なのがWi-Fiを介してスマートフォンでプレビュー画面を確認したり、シャッターを切ったりといった撮影自体をコントロールする機能になります。
②GPS機能があると撮影場所が記録できる
デジタルカメラにGPS機能が搭載されているモデルがあります。このGPS機能の大きな目的は、位置情報を撮影した画像に埋め込むことができる点です。SNSなどで画像をシェアする場合、このGPSによる位置情報があれば特別な設定をしなくても、撮影地が表示されるので便利です。また、後ほどパソコンに取り込んだ際に写真をフォルダ分けするのにも便利なので、搭載された機種を選ぶようにしましょう。
防水カメラを価格が安い順に紹介!おすすめ人気10選
おすすめの防水カメラ10つを、価格の安い順に紹介します。価格が安い=機能が不十分というわけではないので、使う場所に合わせて必要な機能が揃っているカメラを選びましょう。
①ジョワイユ JOYWP500【4,980円】
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日本の家電メーカー・ジョワイユから発売されている防水カメラです。カメラ本体にはなぜか12メガピクセルと書かれていますが、有効500万画素の低価格デジカメです。防水深度は3メートルなので、ダイビングに利用するのは難しく、プールなどで手軽に撮影する用途で購入するのが良いでしょう。
【スペック】
・防水性能 : 最大浸水3メートル
・有効画素数 : 500万画素
・F値 : F2.8
・焦点距離 : 6mm
・センサーサイズ : 非公表
・GPS : 無し
・Wifi : 無し
・光学ズーム : 無し
・手ブレ補正 : 無し
②Kenko(ケンコー) DSC1480DW 【8,140円】
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交換レンズやカメラ周辺アイテムブランド・ケンコーの防水カメラです。防水深度は3メートルで、高さ1.5メートルの耐衝撃性能を備えています。マリンスポーツやアウトドアなどで気軽に撮影でき、カメラ前面にサブモニターを搭載しているので自分撮りも楽しめます。
【スペック】
・防水性能 : 最大浸水3メートル
・有効画素数 : 1400万画素
・F値 : 2.8
・焦点距離 : 42mm(35mm判換算)
・センサーサイズ : 1/2.3型
・GPS : 無し
・Wifi : 無し
・光学ズーム : 無し
・手ブレ補正 : 無し
③Kenko(ケンコー) DSC PRO14【9,699円】
同じくケンコーの防水機能を備えたコンパクトデジカメです。工事や建設現場での使用を想定したカメラで、1.5メートルの耐衝撃性能と防塵機能を持っています。防水深度は3メートルで、ちょっとした水中撮影にも使うことができます。
【スペック】
・防水性能 : 最大浸水3メートル
・有効画素数 : 1531万画素
・F値 : F2.8
・焦点距離 : 42mm(35mm判換算)
・センサーサイズ : 1/2.3型
・GPS : 無し
・Wifi : 無し
・光学ズーム : 無し
・手ブレ補正 : 無し
④NIKON(ニコン) COOLPIX W100【12,390円】
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ニコンの低価格防水カメラです。防水深度10メートルで、高さ1.8メートルの耐衝撃性能があり、子どもが濡らしたりぶつけたりしても安心の性能を持っています。また、撮影画像をスマホへ自動転送する「SnapBridge」機能も搭載されています。カラバリもピンク、ブルー、白ベースの柄物があって、可愛らしいですよ。
【スペック】
・防水性能 : 最大浸水10メートル
・有効画素数 : 1317万画素
・F値 : F3.3-5.9
・焦点距離 : 30-90mm
・センサーサイズ : 1/3型
・GPS : 無し
・Wifi : 有り
・光学ズーム : 3倍
・手ブレ補正 : 電子式
⑤FUJIFILM(富士フイルム) FinePix XP120【20,980円】
防水深度20メートルというダイビングでも問題なく使える防水性能を持つ富士フイルムの防水カメラです。防塵や1.75メートル下らの落下にも耐える耐衝撃性能、-10℃までの耐寒性能など、アクティブに活動する人に最適なコンパクトデジカメです。
【スペック】
・防水性能 : 最大浸水20メートル
・有効画素数 : 1640万画素
・F値 : F3.9-4.9
・焦点距離 : 28-140mm(35mm判換算)
・センサーサイズ : 1/2.3型
・GPS : 無し
・Wifi : 有り
・光学ズーム : 5倍
・手ブレ補正 : 有り
⑥FUJIFILM(富士フィルム) FinePix XP90 【22,574円】
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同じく富士フイルムの防水カメラです。すでにメーカーでは生産を終了している製品ですが、まだ在庫流通しているので購入は可能です。防水深度15メートル、耐衝撃性能1.75メートルで1640万画素の高画質が魅力のカメラです。
【スペック】
・防水性能 : 最大浸水15メートル
・有効画素数 : 1640万画素
・F値 : F3.9-4.9
・焦点距離 : 28-140mm(35mm判換算)
・センサーサイズ : 1/2.3型
・GPS : 無し
・Wifi : 有り
・光学ズーム : 5倍
・手ブレ補正 : 有り
⑦RICOH(リコー) WG-50【27,675円】
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いかにも頑丈そうなデザインのリコーから発売されている防水カメラです。屋外での使用を想定した「アウトドアモニター」という晴天屋外での撮影時には暗くて見えにくい部部分を明るく、夜景撮影ではまぶしさを抑えるといった環境に合わせた調整が可能です。
【スペック】
・防水性能 : 最大浸水14メートル
・有効画素数 : 1600万画素
・F値 : F3.5-5.5
・焦点距離 : 28-140mm(35mm判換算)
・センサーサイズ : 1/2.3型
・GPS : 無し
・Wifi : 無し
・光学ズーム : 5倍
・手ブレ補正 : 有り
⑧NIKON(ニコン) COOLPIX W300【33,170円】
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防水深度30メートルの本格的なダイビングでの水中撮影も可能なニコンの防水カメラです。耐衝撃性能も2.4メートルと高く、耐寒・防塵性能にも優れているため、ケースが不要のタフネスなカメラです。
【スペック】
・防水性能 : 最大浸水30メートル
・有効画素数 : 1605万画素
・F値 : F2.8-4.9
・焦点距離 : 24-120mm(35mm判換算)
・センサーサイズ : 1/2.3型
・GPS : 有り
・Wifi : 有り
・光学ズーム : 5倍
・手ブレ補正 : 有り
⑨GoPro ウェアラブルカメラ HERO7【44,880円】
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アクションカムの分野で高いシェアを誇るGoProのウェアラブルカメラです。防水深度は10メートルですが、なんといっても小型軽量で4K動画が撮影できる魅力が人気です。水中動画撮影なら、このカメラを選ぶと良いでしょう。筆者は中華系の激安アクションカメラや、HERO6を使用していました。どちらも満足いくクオリティです。
【スペック】
・防水性能 : 最大浸水10メートル
・有効画素数 : 1200万画素
・F値 : 非公表
・焦点距離 : 非公表
・センサーサイズ : 非公表
・GPS : 無し
・Wifi : 有り
・光学ズーム : 無し
・手ブレ補正 : 電子式
⑩OLYMPUS(オリンパス) Tough TG-5【48,725円】
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なんといってもF2.0という明るいレンズを搭載した高画質が特徴の防水カメラです。さらに焦点距離が25mmと広く写したいときに最適。防水深度は15メートルで、シュノーケリングなら問題なく使える性能です。
【スペック】
・防水性能 : 最大浸水15メートル
・有効画素数 : 1200万画素
・F値 : F2-4.9
・焦点距離 : 25-100mm(35mm判換算)
・センサーサイズ : 1/2.3型
・GPS : 有り
・Wifi : 有り
・光学ズーム : 4倍
・手ブレ補正 : 有り
番外編!最も安い防水カメラは富士フィルムの”写ルンです” 【1,551円】
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説明不要のレンズ付きカメラ「写ルンです」の防水カバー付きモデルです。防水深度10メートルの水中写真撮影が可能で、海やプールで手軽に撮影を楽しめます。もちろんフィルムカメラなので、撮った写真はすぐに確認できません。デザインもかわいいので、プレゼントにも最適です。
【スペック】
・防水性能 : 最大浸水10メートル
・有効画素数 : ―
・F値 : 非公表
・焦点距離 : 非公表
・センサーサイズ : ―
・GPS : 無し
・Wifi : 無し
・光学ズーム : 無し
・手ブレ補正 : 無し
防水カメラで水を恐れず思い出づくりを!
実は奥が深い防水カメラでしたが、いかがでしたでしょうか。スペックが高くて使いこなせない人もいるので、どれが良いとは一概には言えません。今回は、どんな目的の人でも選べるようにいくつかの種類を紹介しました。最近の防水カメラはどれも綺麗な写真が撮影できるので、選ぶのが難しい場合は、最初は好きなメーカーやデザインで選んでみても良いでしょう。もし、水中で撮る写真を極めたくなったら、色々調べて探してみてはいかがでしょうか。